『女たちの21世紀』No.15
【特集】日本に生きるアジア女性たち
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1998年7月発行
単価 : ¥1320 (税込) (税込・送料別・冊子版)
アジア女性資料センター発行
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アジアの近隣諸国から女性たちが働きに来るようになって20年。90年代にはフィリピン、タイ両方合わせて10万人を超える女性が性風俗関連産業で働き、このほか韓国、台湾の女性たちや、さらには南米の女性たちまで全国津々浦々で日本の男性たちに性サービスをしています。その結果アジア女性を母親とする子どもたちも急増しています。このような海外からの女性移住労働者の増加は日本だけではありません。「移住労働の女性化」といわれるように、女性の割合が男性を上回り、特にアジアでは顕著な傾向です。
問題は彼女たちが人身売買や雇用主による性暴力や搾取の被害を受けていることです。国連は移住労働女性への暴力をなくすように各国政府に対策を求めており、また、国連の「移住労働者とその家族の権利を守る条約」の推進運動も世界的に広がっています。
日本に生きるアジア女性たちの人権を守るために何をすべきか、彼女たちを差別なく平等に受け入れて共に生きられる多民族社会をどうしたら創れるのか、この特集がそれを考える手がかりになるようにと願っています。(巻頭言より要約)
【目次】
日本における女性移住労働者-80年代からの軌跡と課題 山岸素子/80年代以降滞日女性労働環境はどう変化してきたか―統計資料から見る 本山央子
日本の中でアジア女性たちはいま―シェルターから見たアジア女性たち
HELP(東京)国籍がなく帰国できないタイ女性たち 東海林路得子/みずら(神奈川)日本人の夫の暴力など離婚相談を受けて 福原啓子/サーラー(神奈川)定住化でふえる子連れ利用者たち 福島由利子
地域での支援活動から見えること
来日アジア女性の人権を守るために 大島静子/SPR (北海道) 牧下徳子/新潟ヘルプの会 榎本璋子/APT (京都)青木理恵子/アジア女性センター(九州) 松崎百合子/電話相談から浮かび上がるタイ女性の状況 大津恵子/タイ女性殺人事件裁判と通訳問題 深見史
定住したアジア女性たち
座談会フィリピン女性から見たニッポン/日本の農村を変えるアジアからの花嫁 板本洋子
同胞女性の支援活動に奔走する女性たち
【タイ】スジンダ・ナワカノン 泉田/【フィリピン】レニー・トレンティノ・ジョセフイーン・イキ
次の世代の子どもたち
JFC の母親たちの自立を支援 森木和美/ふえる無国籍の子どもたち 山崎啓子/日系ブラジル人と子どもたち 酒井純子
グローパル化・アジアの経済危機と女性移住労働者の人権
グローバル化と国際移住労働の女性化 松井やより/海外資料 女性移住者によって進むグローバル化/サラはなぜ中近東へ働きに行ったのか??ミンダナオの貧困と日本 アガリン・サラ・長瀬/ドメスティック・ワーカーの受難 小笠原公子/帰国女性自立のためのプロジェクト フィリピン メイアン・ビラリバ
/追い返されるインドネシア人移住労働者たち など…
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特定非営利活動法人アジア女性資料センター(AJWRC)
E-mail:[email protected]
http://www.ajwrc.org/
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