『女たちの21世紀』No.33
【特集】反戦を超えて――『平和』を創るフェミニストたち
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2003年1月発行
単価 : ¥1320 (税込) (税込・送料別・冊子版)
アジア女性資料センター発行
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大量の資源を浪費し、他者に対する憎悪と暴力を煽る戦争・武力紛争は、構造的な権力と富の不平等が女性に対する支配と結びついて初めて可能になるのであり、戦時性暴力は日常における女性に対する性暴力が容認されていて初めて起こりうることです。
そして、これらの暴力は、女性や権力を持たない人びとの声を歴史から排除することによって正当化されてきました。日常から続く一連の暴力の作用として「戦争」を捉えなおしたフェミニストたちは、「平和」の像をも作り変えてきました。「平和」と「安全」を、権力者たちが信じさせようとするものとは異なるものとして思い描くこと――それこそが平和を創るための日々の果敢な闘いであることを、この特集でとりあげた世界各地の女性たちの取り組みは雄弁に語っています。
【目次】
【総論】フェミニストが創る平和 秋林 こずえ/人間の安全保障を目指して―ジェンダーの視点から考える脱軍事化― ベティ・リアドン/【インタビュー】 フェミニスト的好奇心から見る軍事化 シンシア・エンロー/私たちの手で育て、根付かせてゆく新しい国際人権法の枠組み 竹下 美穂/【翻訳】国連安全保障理事会決議1325号
【講演録】Women in Black―世界の女性たちが結ぶ共通のスタイル― シンシア・コウバーン/出会ってこなかった女性たちのために 佐藤文香/「拉致問題」への視座 朴和美/女たちの安全保障 近藤恵子/「安全保障」の再定義を目指す女性の連帯 秋林こずえ/基地の町での基地を必要としない地域づくりをめざして 松村 真知子/韓国の平和を創る女性たち チョン・キョンラン/「駐韓米軍中学生れき殺事件」が問うこと 柳本祐加子/沖縄の女性たちの抗議声明 高里鈴代/グローバリゼーション、軍事主義、女性の共同行動 ヴァレンタイン・モハダム/【コラム】人権を守るには、まずしみついた戦争文化を変えることだ 竹信三恵子/ジェンダー、文化、安全保障―インドネシアにおける遺産と新たな展望― メラニー・ブディアンタ/女たちの平和は国境を越える 竹中千春/「女たちの戦争と平和資料館」私の構想 松井やより などなど…
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