『女たちの21世紀』No.62
【特集】朝鮮強制併合100年――脱植民地主義のフェミニズムをさぐる
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2010年6月発行
単価 : ¥1320 (税込) (送料別・冊子版)
アジア女性資料センター発行
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日本が朝鮮半島を強制的に併合して今年で100年。しかし日本は、植民地支配の罪と責任に真摯に向き合うことなく、今日まで来てしまった。
そうしたなかで、日本のフェミニズムもまた、継続する植民地主義を十分に認識しないままだったのではないか。そのことはフェミニズムの核心に、重大な欠陥をもたらしていないだろうか。
日本の社会とフェミニズムのあり方、私たち一人ひとりの意識を見つめなおすことで、歴史的視野に立ち、植民地主義を克服するフェミニズム運動をめざす一歩としたい。
【目次】
【特集】朝鮮強制併合100年――脱植民地主義のフェミニズムをさぐる
日本の植民地支配と朝鮮女性 宋連玉/(資料)近代日本の植民地支配/戸籍制度と植民地支配 佐藤文明/自らの権利と責任に向き合わなければ、植民地主義を終わらせることはできない 鄭暎惠/日本のフェミニズムと植民地主義?これまでとこれから 菊地夏野/「植民地責任」に国際社会と日本はどう向き合うか 永原陽子
【済州島から日韓100年の歴史をひもとく】
歴史的正義への試みと記憶――朝鮮戦争前後の民間人虐殺事件をめぐって 李 京/4・3事件を生き延びた在日女性 金東日さん/済州島スタディツアー報告
【緊急インタビュー】いつまで沖縄を「平和」の代償にし続けるのか 高里鈴代さん などなど…
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