
【デジタル版】『女たちの21世紀』No.35【特集】イラク侵略・占領―世界の女性たちの声
1,100円
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『女たちの21世紀』No.35
【特集】イラク侵略・占領―世界の女性たちの声
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2003年8月発行
単価 : ¥1100 (税込) (税込・送料別)
アジア女性資料センター発行
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報道や復興支援の現場は極めて危ういものになっており、女性運動もまたそこから自由ではない。アフガニスタンやイラクの女性たちが、独裁者を支えてきた日本やアメリカによる武力占領を女性の権利に関わる重大な問題として批判しているときに、故意にか無意識にか、そうした文脈を無視した「女性支援」が語られていることにたいする懸念はぬぐいがたい。私たちは「帝国」的権力のネットワークの中に生きており、そこには常に、判断停止におちいり、暴力に加担する危険が存在している。だからこそ、アフガニスタンやイラクの女性たちを再び忘れることなく、各地で生き延びるために闘っている女性たちの声に、真摯に耳を傾けたい。連帯の可能性はそこからのみ始まるだろう。(本書「はじめに」より引用)
【目次】
はじめに―私たちはどこに立っているのか 本山央子
「解放」という名の侵略・占領
「涙はいらない。必要なのは連帯です」 ファリダ・アクタル/バグダッド残像-イラク戦争とは何だったのか? 本田雅和/「人間の盾」という反戦行動を通じて考えたこと 木村公一/今、生き抜くことが私たちの政治的な行為 アダフ・スウェイ/【インタビュー】アメリカの戦争は中東に民主化をもたらさない 栗田禎子さん
軍事占領下の「民主化」と「人道支援」
誰のための「イラク再建」か? イラク女性連盟/政治の空白を利用するイスラム主義者の女性に対する人権侵害を非難する イラク女性権利連合/戦後復興過程に女性の声を アフガニスタン女性ネットワーク/【インタビュー】「解放戦争」から一年半、アフガニスタンの女性は今 RAWA サハル・サバさん/軍事化される日本の「復興支援」 船橋邦子/国益重視のODA大綱の見直しに異議あり 磯田厚子
イラク侵略は世界の女性に何をもたらすか
イラク戦争は女性の権利を抑圧する過激派を利するだけだ イスラム法下に生きる女たちのネットワーク/《パキスタン》北西辺境州で進む「タリバン」化/ウマイラ・アンサリ/《パレスチナ》もう一つのキリング・フィールド 国際女性平和自由連盟パレスチナ支部/《フィリピン》「テロリズムに対する戦争」を克服する女性たちのネットワーク 【インタヴュー】コラソン・ファブロスさん/《アメリカ》「テロリズムに対する戦争」は女性に対する戦争だ マーゴ・オカザワ・レイ/《沖縄》沖縄の米軍基地に国連査察団の派遣を 国連安全保障理事会に在沖米軍基地への査察団派遣を求める会 などなど…
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特定非営利活動法人アジア女性資料センター(AJWRC)
E-mail:[email protected]
http://www.ajwrc.org/
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