
【デジタル版】『女たちの21世紀』No.63
1,100円
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『女たちの21世紀』No.63
【特集】今日、なに着てく? 装いのポリティクス
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2010年9月発行
単価 : ¥1100 (税込) (送料別)
アジア女性資料センター発行
[コピー版(白黒印刷・ホッチキス止め)をご希望の場合は、事務局([email protected])までメールにてご注文ください。
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たかがファッション、されどファッション。私は自分の好きなものを好きなように着たいだけ、と思っていても、装いは、ジェンダーや階級、職業、地位、民族、セクシュアリティ、年齢など、<私>をつくるさまざまな要素を映し出したり、覆い隠したりして、権力関係が交錯する場となっています。と同時に、そうした力関係による線引きをあいまいにしたり、ひっくりかえしたりして、抵抗のツールにもなる装い。歴史をさかのぼったり、アパレル業界の裏側をのぞいてみたり、<私>であることの意味を考えながら、装いのポリティクスを探っていきます。さて、あなたは明日、なにを着ていきますか?
【目次】
私であることと装い
「女子」っぽいまま、男に嫌われる「女子」を探る! 桐田史恵/レズとナベシャツと私 ミヤマアキラ/着心地よさ、私らしさ 村山美和/コスプレが教えてくれた私 サヤマ マル
歴史と支配の中の衣装
服装の政治学――天皇服という装置 北原恵/「きもの」と植民地――証言と文学から 森理恵/たかが「装い」、されど「装い」――朝鮮学校の女子「チマ・チョゴリ制服」から考える 韓東賢/石垣陽子作品展「身体の記憶とテキスタイル」 亀井若菜
アパレル業界の舞台裏
国際スーパーマーケット・チェーンと縫製産業の女性たち クリーン・クローズ・キャンペーン/日本向け衣料品生産を支えるバングラデシュ女性工員たち 長田華子/アパレル販売員の舞台裏 浜野すずめ/女性がいない日本の高級ファッション業界 ボヴリース里奈
ここがヘンだよ!職場の服装ルール
貧しい女性と職場の服装規範――「ドレス・フォー・サクセス」に見るエンパワーメントと抑圧 スーザン・S・ギルピン/ナースキャップは何の象徴? 木村真理子/好きな色をまとうのは「生まれながらの権利」――ネパールの寡婦たちの「レッド・カラー・ムーブメント」 田中雅子/ミリタリーファッションから考える軍事主義 金城さつき などなど…
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