『女たちの21世紀』No.48 【特集】不安の動員――守られるのは誰の安全なのか -------------------------------------------- 2006年11月発行 単価 : ￥1100 (税込) （税込・送料別・デジタル版） アジア女性資料センター発行 -------------------------------------------- 「安全神話の崩壊」「もはや安全と水はタダではない」…･･･　不安をあおりたてる掛け声のもと、「安心、安全」をうたう治安対策が進められている。不安のインフレは、どのように産み出され、操作されているだろう？　警察とテクノロジーに依存して、私たちの安全は確保できるのだろうか？ 誰の安全が犠牲にされているのだろう？ 人びとを分断するジェンダー、民族、国籍、階級、合法／非合法のラインに焦点をあてて、「安全」の意味を考える。 【目次】 自己責任化する「安全」「生活安全条例」制定の背景にみえるもの　石埼学／どこまで進むの？学校の「安全」対策／危機管理の要はコミュニケーションー不安の組織化に抵抗しよう　森田ゆり／路上からの追い立ては解決にならない　安江鈴子／警察まかせの「安全」から抜け出そう　酒井和子／「夫、恋人からの暴力」被害から見えること　柳本祐加子／在日朝鮮女性の生きがたさ―高まる北朝鮮脅威論のなかで　金 静寅／テロ・治安対策と「不法」外国人　鈴木健／セックスワークを不安全にする越境組織犯罪防止政策　要友紀子・武田明恵／非白人女性と法執行の暴力　アナニヤ・バタチャルジー／加害の歴史を語り伝える―明日の地域の安全をつくるために　「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」・「グループ　ほうせんか」　　などなど… ============================================ 特定非営利活動法人アジア女性資料センター（AJWRC） E-mail：[email protected] http://www.ajwrc.org/