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【特集】リプロダクティブ・ヘルス/ライツから産婦人科医療をかんがえる
妊婦の「たらい回し」、医療事故、「お産難民」の発生……産婦人科医療の「危機」への対応は待ったなし。しかし奇妙なことに、女性のリプロダクティブ・ヘルスに関わる自己決定をどう支援し、医療がかたちづくってきた権力関係をどう変えるか、といった問題はほとんど議論されていません。
リプロダクティブ・ヘルス/ライツの概念を再確認し、女性の健康への権利、医療と社会との関係を問い直します。
【目次】
【巻頭対談】フェミニズムに基づく医療をどうつくるか~リプロダクティブ・ライツの視点から 丸本百合子・水島希/今、出産を取り扱う医療現場で何がおこっているか 加納尚美/お産不思議経験あれこれ やまがなおこ/医師不足の解決にはジェンダーバイアスの克服を 堀口貞夫/出産難民を作りだす産科医療と母子保健の実態 清水澄子/島根の現場から―地域の産婦人科ではたらく女性医師の声/リプロダクティブ・ライツに基づくヘルスケアの実践 佐々木静子・小竹久美子/【コラム】この選択を忘れない ~まつしま病院をたずねて/産婦人科の「裏側」で行われる中絶ケア 水野真希/「本来あってはならない存在」の立場から産科医療補償制度を斬る 古井正代/外国人女性のための多文化ケア 藤原ゆかり/HIV陽性女性とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ 池上千寿子/女性と性感染症予防 堀成美 などなど…
【Special Report 1】
国連自由権規約日本審査ロビーイング
2008年12月発行
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特定非営利活動法人アジア女性資料センター(AJWRC)
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