本巻では’91年に被害者の声があがるまでそれが性暴力であり国家による戦争犯罪であるとされてこなかった「慰安婦」制度、また当時から犯罪行為とされていながらも頻発した戦場強かんがおこる構造を軍隊組織、兵士の精神構造から分析し、戦争責任・戦後責任をジェンダー・民族の視点から問う。(本書カバー袖より引用)
【目次】
第Ⅰ部 軍隊と加害の精神構造
第1章 天皇の軍隊と特色―虐殺と性暴力の原因/第2章 男性神話からみた兵士の精神構造/第3章 なぜ米軍は「従軍慰安婦」問題を無視したのか/第4章 旧日本軍兵士の加害意識―慰安所体験・強姦体験への聞き取り調査から/第5章 旧日本軍兵士の性行動―現代にも引き継がれる買春意識
第Ⅱ部 天皇制と戦争責任
第6章 日本軍性奴隷制問題と天皇の戦争責任/第7章 仏教が支えた加害の責任/第8章 昭和天皇の戦争関与と<戦争責任>
第Ⅲ部 民族・ジェンダーの視点から問う戦後責任
第9章 「日本人としての責任」再考―考え抜かれた意図的怠慢/第10章 戦後日本のフェミニズムと「慰安婦」問題―メジャーとマイナーの結節点/第11章 戦争論・戦争責任論とジェンダー
池田恵理子、大越愛子責任編集
VAWW-NET Japan編
発行日 2000年7月30日
発行 緑風出版
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