
『女たちの21世紀』No.39
【特集】静かな暴力―ジェンダーと人権から見るHIV/AIDS
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2004年7月発行
単価 : ¥1320 (税込) (税込・送料別・冊子版)
アジア女性資料センター発行
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HIVに感染するのは特定の人だけではありません、誰にでも感染する可能性があります。しかし、その禍は誰をも等しく襲うわけではありません。グローバリゼーションが進展するなか、日本やアジアの女性たちはどのような脅威のもとにあるのでしょうか。また、次世代をになう若者にたいする性教育も脅威にさらされています。社会的政治的暴力としてのエイズを、ジェンダーと人権の視点から考えます。
【目次】
ジェンダーと人権からみるHIV/AIDS
作られた差別 女性の人権とエイズ 五島真理為/ジェンダー、セクシュアリティとHIV/AIDS ギータ・ラオ・グプタ/エイズをめぐる世界の運動と対策 稲場雅紀
感染者の置かれている状況
【インタビュー】HIV/AIDSと生きる/日本のデータから見る―エイズと女性 水島希/セックスワーカーの自主サポートとネットワーク 要友紀子/カンボジア―増える家庭内感染と子どもへの影響 甲斐田万智子/ネパール―家父長制社会の投影 女性感染者への視線 田中雅子/《タイ》AIDS予防キャンペーンの20年 ニワット・スワンパタナー/《タイ》バーンサバイで出会った女性たち 早川文野/移住労働者の支援の現場から 新倉久乃
AIDS教育と性教育
エイズの脅威の問題と性教育バッシング 村瀬幸浩/ブッシュの政策がもたらした問題点 木下薫/若者相互のAIDS啓発プログラムYYSPの評価を通して 伊藤葉子
AIDSと文化
世界のポスターとキルトを通して見えてくるもの 木下ゆり・五島真理為/「女性用」コンドームのゆくえ 堀口悦子 などなど…
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