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『女たちの21世紀』No.53
【特集】どうする?日本の刑事司法システム――ここを変えなきゃ、性暴力はなくならない!
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2008年3月発行
単価 : ¥1320 (税込) (税込・送料別・冊子版)
アジア女性資料センター発行
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繰り返される米兵の性暴力事件が示しているのは、人々の安全を無視して維持される日米軍事同盟の矛盾だけではない。性暴力被害を訴え出た被害者が、心ない偏見と圧力にさらされ、正義の実現と被害の回復をあきらめざるを得ないほどの苦しい立場に追い込まれるという現実は、日本の刑事司法システムの根幹にあるゆがみを映し出しているのではないか。このゆがみを正さない限り、性暴力被害者が沈黙を強いられ、女性・少女の安全が犠牲にされる構造は変わらない。ジェンダー視点からの刑事司法制度改革に向けた運動の目標を、今こそ確認しよう。
【目次】
【対談】どう変える?日本の刑事司法システム 中野麻美・谷田川知恵/「性暴力犯罪被害者支援」に求められるものは何か 丹羽雅代/性暴力被害者の側に立てる医療を 麻鳥澄江/[広島・米兵性暴力事件]なぜ、うやむやにされてしまったのか?――女性への人権認識の欠如と日米地位協定が阻むもの 大月純子/[女性自衛官性暴力事件]人権から乖離した不起訴処分 七尾寿子/DVに対する警察対応の現状と課題 雪田樹理/ニュージーランド警察の性暴力とDVへの取り組み 木村民子/セックスワーカーと警察──セックスワーカー蔑視が容認するものは何か 水島希/警察は、クィアが相談できる場所ですか? J+Mino/女性被拘禁者に対する暴力 秋山映美+本山央子/レポート:シンポジウム「性差別としての性暴力犯罪」 などなど…
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