
SOLD OUT
疎開先でのつらい思い出、父から聞いた中国での戦争体験、病床で過ごした高校時代、1950年代の米国、フランスへの単身留学、そして新聞記者に-。
アジアの人々、特に草の根の女性たちの声を伝え続けた著者が、みずからの原点とともに、パイオニアとして切り拓いてきた道、日本のみならず世界中で出会った忘れがたき人たち、全力を傾けた女性国際戦犯法廷などについて熱く語る。
がんの病床で最期まで綴った、未来に向けての渾身のメッセージ。
【目次】
第1章 私の人生の原点―若い日に世界を見た/第2章 女性記者の日々/第3章 アジア報道への挑戦/第4章 シンガポール特派員時代/第5章 アジアから見た日本―帰国から定年まで/第6章 国境を越えて生きる/第7章 戦争と女性の暴力/終章 21世紀をどう生きるか
松井やより 著
発行日 2003年4月18日
発行 岩波書店
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特定非営利活動法人アジア女性資料センター(AJWRC)
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