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【デジタル版】『アジアと女性解放』No.16

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アジアの女と人口政策 1985.8 「人口爆発の危機」が宣伝されだして十数年。第3世界の人口爆発が地球を脅かすとする先進国は、「南」の国々に人口抑制政策を行うよう迫った。「貧困の原因は人口過剰のため開発が阻害されるからだ」と「南」の国の多くは抑制策をとる。中には、国力増強のため人口増加をとる国もある。いずれにせよ、人口政策を立案、推進するのは支配層であり、対象となるのは貧しい民衆、少数民族、「劣等」とされる人々、そして「女」だ。 人間の量と質をコントロールしようとする人口政策は、子産みの機能をもつ女のからだを通して実行される。不妊手術や避妊薬、中絶の規制や禁止など、女の性の自己管理とは程遠く、女が「自ら選ぶ」という基本的人権は奪われている。 自由意志により産む産まないの選択ができる手段と社会環境を世界中の女は求めている。その選択は女にとって人生の選択でもあるからだ。 そうした認識に立って、私たちは日本政府をはじめ「北」の国々が行っている開発途上国への人口抑制の中身と問うていかなければならない。産むことも生まないことも国家によって抑圧されない世界―男支配をなくし、戦争、搾取、差別のない世界―を創るために、アジアの女性たちは連帯しなければならない。(本書「アジアの女と人口政策」より要約) 【目次】 女性を抑圧するアジアの人口政策 シンガポール・マレーシア・韓国ほか/女たちは人口政策を拒否する/家族計画と女の人権―その歴史と現状―/人口問題ニュース/女たちの運動―オーストラリア― 1985年8月発行 ============================================ 特定非営利活動法人アジア女性資料センター(AJWRC) E-mail:[email protected] http://www.ajwrc.org/

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